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【取材日記】姿を現した済州海軍基地…なぜ反対していた?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.30 14:54
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25日、済州民軍複合港(済州海軍基地)建設現場を訪れた。2013年11月26日以来2年ぶりだ。まさに「急激な変化」だった。

「グロムビ岩」と呼ばれた海岸の玄武岩は土に覆われて姿を消した。その代わり基地の本館と将兵の生活館、医務隊、複合文化センター、独身者幹部の宿舎など建物32棟ができた。激しく波が押し寄せる海岸には高さ30メートル以上のケーソン(六面体コンクリート構造物)で建設された埠頭と防波堤がある。強固な防波堤のおかげで強風の中でも港内の海は穏やかだった。49万平方メートル(14.9万坪)規模の基地は現在、工程率が94%(港湾96.5%、陸上87%)と最終段階だ。ビョン・ナムソク済州民軍複合港建設事業団長は「年末までに工事を終え、来年1月末ごろの完工式を目標に最後まで最善を尽くす」と述べた。

 
海軍は釜山(プサン)基地と鎮海(チンヘ)潜水艦司令部所属の艦艇と潜水艦の一部をここに配備する予定だ。基地が完工すれば、離於島(イオド)や延坪島(ヨンピョンド)で状況が発生した際、釜山基地より6-9時間早く対応できる。このため済州海軍基地は「21世紀清海鎮(チョンヘジン)」という評価まで出ている。

世界的なクルーズ船(遊覧船)旅行会社から「いつから寄港できるのか」という問い合わせも続いているという。海軍は年900億ウォン(約95億円)以上の経済効果を期待している。近隣の地価は工事前に比べ3、4倍に上がった。このため、海軍と工事現場の作業員の通行を防いで生活必需品の販売さえも拒否した反対派の住民も大半が心を開いた。

一時、済州海軍基地をめぐる対立は激しかった。地域住民と市民活動家が工事現場を占拠したりした。海軍の関係者は「2年以上の工事遅延で少なからず損害が発生した」とし「470億ウォン以上の予算を建設会社に支払わなければいけない状況。また最近ふくらんでいる南・東シナ海海洋紛争にももっと早く対応できたのに残念だ」と述べた。

現場ではまだ散発的な反対デモが行われている。カンジョン村には依然として「海軍基地絶対反対」「軍事基地ではなく平和の島」などと書かれた黄色い旗もはためいている。

しかし雰囲気は大きく変わった。匿名を求めた住民は「工事に反対していた住民のうち一部は基地への就職も考えている」とし「コーヒーショップや食堂など部隊内の福祉施設運営権を得ようとする人もいる」と伝えた。住民の間ではなぜ反対したのだろうかという声が強まっている。今は葛藤の縫合が課題として残った。一部の反対派住民の激しい批判と海軍の求償権請求などが障害物だ。済州海軍基地の本来の目的が民軍共生発展だったということを再確認する時だ。

チョン・ヨンス政治国際部門記者

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